デスク上に色々な機材があるせいで、大きなディスプレイが置けない我が家…
職場ではウルトラワイドモニターを使用しているのもあって、自宅のモニターが小さいことに不満がありました。
そこで目に止まったのがスマートグラスのXreal One。
本記事では「リモートワークで使えるか」という観点で試した実体験をお伝えします!
XREAL Oneのオススメ用途
最初に結論を言うと、
「仕事用としては自分には合わなかった」
「それでも、エンタメ用途には一度味わうと手放せない使用感が得られた」
その理由は後ほど詳しく解説するとして、
XREAL Oneはどんな方にオススメかと言うと…
- YouTubeやNetflixの映像を良く見る
- 電車移動をすることがある
- 赤ちゃんがいる
上記のユーザーにオススメ。
手放しで動画が視聴できる
スマートグラス全般に言えることですが、ハンズフリーで映像が見れるのは本当に便利。
子供にミルクをあげている間…いつでもどこでもYouTubeが見られるのは最高でした。

XREAL Oneならではの特徴として、
- 画面を常に正面に表示する追従モード
- 空間にバーチャルで映像を映しだす空間固定モード
の2通りがあります。

私は、寝る時には画面を常に表示する追従モード、家事をする時には空間固定モードといった風に使い分けをしていました。
空間固定モードなら、視界を確保できるので、洗濯物を畳みながらでも動画を視聴できました。
テレワークには合わなかった
上記の通り、エンタメ用途では満足度の高い製品でした。
しかしながら、本来目的としていたテレワーク用途には少し辛いという印象でした。
その理由は文字の解像度。
特にウルトラワイドモードで使用した際、文字の縁が滲んで見える印象を受けました。
辛いと感じたのが、6行以上のメールを見た瞬間。
内容が全然入って来ない…
文字を「見る」ことに脳が働いてしまって、内容を理解する方に頭が回らない印象を受けました。
ほかにも、動画編集を試みたのですが、
パラメーターの部分が滲んで見えるのが自分にはちょっと耐え難かったです。
文字の見え方は個人差があると思います。私は視力が良い方で、視力検査では1.5ですが、長時間デスクワークをしているため視力が衰えているのかも…?
文字を読むことが多い方は、実機で確かめてご検討いただくことをオススメいたします。
エンタメ用途には大満足
ということで、文字を扱うテレワークには合わなかった というのが本音ですが、
動画視聴を中心としたエンタメ用途としての利便性は大満足。
いつでもどこでも大画面で動画が視聴できる。
退屈なミルクをあげる時間も動画が見られる。
ちょっとした待ち時間でも有効活用できる。
有意義なアイテムでした。
私は普段車で通勤しているのですが、
電車移動や新幹線移動といった長時間座る方には一層満足度の高い体験ができると思います。
エンタメ用途ならXREAL Airでも良いかも
動画視聴用には最高!ということでいまも愛用しているXREAL One。
でもふと「動画を見るだけなら先代モデルのXREAL Airでも良いのでは?」とも思います。
新しいXREAL Oneの方が機能性に優れていますが、動画視聴用途なら安価なXREAL Airでも良いかもしれません。
![]() XREAL One | ![]() XREAL Air | |
| 固定モード | ◯ | × |
| 調光機能レンズ | 調光機能レンズ | 無し |
| 解像度 | 400万ピクセル、1080p | 400万画素,1080p解像度 |
| 最大リフレッシュレート | 120 Hz 最高リフレッシュレート | 120Hz,最高リフレッシュレート |
| 最高輝度 | 600 ニット | 400 ニット,最大輝度 |
| 重量 | 82g | 72g |
大きな違いとしては、画面を仮想空間に固定するモードの有無。
XREAL Airでは、追従モードのみで酔いやすい方は注意。
輝度も違いますので、野外で使用する場合もXREAL ONEの方が良いと思います。
室内使用で動画視聴 ということであれば安価なXREAL Airもとても魅力的な選択肢の1つですね。






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