楽器や歌の練習で、音源のキーを上げたり下げたりしたい、というご要望を叶える機材をピックアップしてみました。
キーコントロールが可能なハンディレコーダー音源をSDカードで入れられる場合は、ハンディレコーダーがお勧め。
キーコントロール機能付きのレコーダーとして、2機種をご紹介します。
ZOOM H4n Pro

楽器プレイヤーにお勧めなのがZOOM H4n Pro。
マイク入力、ギターの入力にも対応しており、楽器の練習にも最適です。
ZOOMのH4n Proには「マルチトラックレコーダー」機能、略称MTR機能があり、
MTRの機能の1つにキーコントロール機能があります。
マスタリング機能も付いており、音源と録った音を書き出してオリジナルの音源にすることもできます。
レコーダー単体で音源制作も完結する高機能な製品となっております。
SONY PCM-A10

よりシンプルに使えるリニアPCMレコーダー。
再生機能の1つにキーコントロール機能があり、音源を聴く時にキーを調整できます。
レコーダーのヘッドフォン出力をミキサー等に繋ぐことで、PAから出力することもできます。
キーコントロール可能なCDプレイヤー
従来は、TASCAMのCD-VT2やCD-GT2が定番でしたが…
先般の事情により生産完了となってしまいました。
現在は、業務用CDプレイヤーの一部でキーコントロールができます。
TASCAM CD-RW900SX

TASCAM CD-RW900SXはCDへの書き込みも可能なCDレコーダーです。
再生機能の1つにキーコントロール機能、テンポコントロール機能があり、音程や再生速度を調整できます。
CDの音源をキーコントロールできるので、PAの現場や設備において定番となっています。
まとめ
もっとお手頃な製品無いのー?というご意見もありますが、
従来の製品が生産完了となったため、選択肢が少ない状況となっております。
予算的に厳しい…ということであれば、手間はかかりますがPCソフトで音源のキー変更をする方法もありますので、
ハードではなくソフトで対処する方法もご検討下さい。
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