練習や演奏で原曲とは違うキーで演奏したい そんな場面でキーコントロール機能が役立ちます。
キーコントロール機能を使うことで、楽曲の音程を上げたり下げたりすることができます。
キーコントロールのやり方
キーコントロールの方法は主に2つあります。
- キーコントロール対応の機材を使う
- パソコンのソフトで編集を行う
本記事では、編集いらずで即座に使える”機材”をご紹介いたします。
キーコントロール対応のレコーダー
レコーダーの再生機能の1つにキーコントロール機能を持つ製品があります。
ただし、キーコントロール対応の製品はあまり多くありません。
ご参考までに調べた結果を公開いたします。
お急ぎの方は、表の下にお勧め機種をご紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
メーカー | 機種名 | キーコントロールの有無 |
TASCAM | DR-05X | 無し |
DR-07X | 無し | |
DR-40X | 無し | |
DR-22WL | 有り | |
DR-44WL | 有り | |
Portacapture X6 | 有り | |
Portacaptute X8 | 有り | |
Zoom | H4n | 有り |
H1n | 無し | |
H1essential | 無し | |
H4essential | 無し | |
H6essential | 無し | |
Roland | R-07 | 無し |
SONY | PCM-A10 | 有り |
お勧め機種 2選
TASCAM Portacapture X6
多機能で外部入力にも対応するTASCAM Portacapture X6。
32Bit-FLOATという音割れしずらい規格に対応しており、ライブシーンでの録音にも安心して取り組めます。
32Bit-FLOATを使えば録音ミスが起きにくくなります。
せっかく音を録ったのに音が割れていた…なんて辛い経験もしなくて済みます。
その他、外部入力にも対応しているなど、高機能な製品となっておりますが、タッチパネルとカラーディスプレイを搭載しており、スマホ感覚で操作できるのが魅力
再生機能の1つにキーチェンジ機能があり、音程を半音ずつ上げ下げすることができます。
SONY PCM-A10
よりコンパクトなレコーダーをお探しの方はSONY PCM-A10がお勧め。
再生機能の1つにキーコントロール機能があり、音源を聴く時にキーを調整できます。
レコーダーのヘッドフォン出力をミキサー等に繋ぐことで、PAから出力することもできます。
キーコントロール可能なCDプレイヤー
CDプレイヤーにもキーコントロール機能付きの製品があります。
業務用機となりますが、ステージのご使用やスクールといった設備での使用には業務用プレイヤーがお勧めです。
TASCAM CD-RW900SX
TASCAM CD-RW900SXはCDへの書き込みも可能なCDレコーダーです。
再生機能の1つにキーコントロール機能、テンポコントロール機能があり、音程や再生速度を調整できます。
CDの音源をキーコントロールできるので、PAの現場や設備において定番となっています。
まとめ
もっとお手頃な製品無いのー?というご意見もありますが、
従来の製品が生産完了となったため、選択肢が少ない状況となっております。
予算的に厳しい…ということであれば、手間はかかりますがPCソフトで音源のキー変更をする方法もありますので、
ハードではなくソフトで対処する方法もご検討下さい。
コメント