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天井埋め込みスピーカーDIY【第二弾】Bluetooth対応|キッチン設置で後悔しない機材選定ポイント

オーディオ
※本記事には広告(アフィリエイトリンクなど)を含みます。掲載機材に関するご質問・ご相談は、コメント欄にて受け付けております。

前回は作業部屋に天井埋め込みスピーカーを設置しましたが、今回はキッチンに天井埋め込みスピーカーを設置してみました。

作業用BGMとは用途が異なり、今回は「テレビ音声の補助的な拡声」が主目的です。その結果、機材選定において想定していなかった重要な気づきがいくつもありました。


今回もスピーカーは1基(モノラル構成)

今回設置したスピーカーは1基のみのモノラル構成です。

天井とTV以外はAIで修正しています。

目的は音楽鑑賞ではなく、あくまでキッチン作業中に

  • テレビの音声を聞き取りやすくする
  • 会話や情報番組を自然に把握できるようにする

という補助用途。

結果としてこの判断が、後述するアンプ選定の重要性に直結しました。


設置環境と配置の考え方

我が家はダイニングとキッチンが一体となったオープンキッチン構成です。

テレビはダイニング側に設置されており、

  • 水回り作業中
  • 換気扇稼働時

には、どうしても音声が聞き取りづらくなります。

そこで今回は、水回りの真上付近に天井埋め込みスピーカーを配置。
テレビを視聴する方向を意識した配置にすることで、キッチン作業中でも明瞭に音が届くようにしました。


隣室への音漏れについて(原因と対策)

キッチンに設置した YAMAHA NS-IC400 ですが、
作業部屋に設置した際には気にならなかった 音漏れ が、今回は少し気になりました。

結論から言うと、原因は設置環境ではなくスピーカーの構造にあります。

YAMAHA NS-IC400は背面開放型スピーカー

YAMAHA NS-IC400は、背面が開放されたオープンバック(開放型)構造の天井埋め込みスピーカーです。

このタイプのスピーカーは、

  • 前面(部屋側)だけでなく
  • 背面(天井裏側)にも、ほぼ同じ音量の音が放射される

という特性があります。

そのため、天井裏がそのまま音の通り道となり、
隣接する部屋や設備に音が伝わりやすくなります。

今回のキッチン環境で音漏れが起きた理由

我が家のキッチン周辺の構造は、音が伝わりやすい条件が揃っていました。

  • キッチンの真隣がユニットバス
  • キッチンの横に階段がある
  • 天井裏に断熱材・吸音材が入っていない

特に断熱材が入っていないことで、
背面から放射された音を吸収するものがなく、
ユニットバス側まで音が抜けてしまったと考えられます。

ユニットバス近くには密閉型スピーカーがおすすめ

今回の経験から、設置場所によってスピーカー構造を選ぶ重要性を実感しました。

ユニットバスやトイレが隣接している場合は、
背面が密閉された天井埋め込みスピーカーの方が向いています。

密閉型スピーカーであれば、

  • 背面への音の放射を抑えられる
  • 天井裏・隣室への音漏れ対策になる

ため、後悔しにくい選択になります。

機材構成と接続方法

アンプは以下の条件を満たすモデルを使用しています。

  • 光デジタル入力(テレビ接続用)
  • Bluetooth内蔵(スマートフォン再生用)

アンプはテレビ横に設置し、出力はステレオ(L / R)

ただし今回はスピーカーが1基のため、
Lチャンネルのみを使用してスピーカーケーブルを接続しました。

安価なBluetooth内蔵アンプを使用。

この構成は一見問題なさそうですが、実運用ではいくつかの課題が見えてきました。


実際に使って分かったポイント

テレビ音声は想像以上に聞き取りやすい

今回使用したのは YAMAHA NS-IC400(小口径モデル)ですが、
想像以上に低音が出ます。

結果として、

  • テレビ前で聴く音よりも
  • キッチンで聴く音のほうが自然で聴きやすい

と感じる場面もありました。

「補助用途」と割り切っていましたが、音質面でも十分に満足できる結果です。


Bluetooth接続はテレビ周辺のみ安定

アンプをテレビ近くに設置しているため、Bluetoothの受信距離としてはやや限界に近い構成です。

  • スマホをキッチン台の上に置く → 問題なし
  • ポケットに入れたまま移動 → ときどき音切れ

キッチン台や人体が遮蔽物となり、通信が不安定になるようです。

Bluetoothレシーバーは使用場所の近くに置くのが理想、という基本を改めて実感しました。


ステレオLchのみ出力の思わぬ落とし穴

YouTube動画視聴時に顕著だった問題です。

個人制作の動画では、

  • 左右で音量差が大きい
  • 話者を左右チャンネルで分けている

ケースが少なくありません。

Lchのみ出力している本構成では、
Rch側の音声がほぼ聞こえない動画が存在しました。

▶ この問題は、モノラルミックス出力対応アンプであれば回避できます。

L/Rを内部で合成して出力できるモデルの重要性を強く感じました。


大音量運用では「物理ボリューム」が必須

YAMAHA NS-IC400は、能力的には十分な音量を出せます。

ただし、

  • 調理中
  • 食事中
  • 番組内容の変化

によって、適正音量は頻繁に変わります。

このとき、
手元で直感的に操作できるボリュームつまみが無いと、調整が非常に不便です。

私が使用しているアンプは低価格モデルのため外付けボリューム非対応。
現在は常に控えめな音量で運用しています。

将来的には、

  • 外付けボリューム対応
  • もしくは本体ボリューム付き

のアンプへ買い替え予定です。


まとめ|キッチン用途で重視すべきアンプ選定ポイント

キッチンに天井埋め込みスピーカーを導入する場合、
以下の条件を満たすアンプがお勧めです。

  • スピーカーは2台、あるいはステレオ / モノラル切り替え(または自動モノラルミックス)対応のアンプ
  • 物理的なボリューム調整手段が用意できること
  • Bluetooth使用時は設置場所と受信距離を考慮

音質だけでなく、
使い勝手と運用シーンを想定した機材選定が、満足度を大きく左右します。

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