結論:動画用途が変わったことで、a7IVでは限界が見えた
SONYのα7IVを約2年半使ってきましたが、
このたび FX2Bへ買い換えることにしました。
同じような価格帯・立ち位置のカメラとして
「なぜa7VではなくFX2Bなのか?」
この記事では、その判断に至ったリアルな理由をまとめます。
α7IVは「YouTube用カメラ」としては本当に優秀だった
α7IVは、もともと YouTube撮影用として購入しました。
購入当時は約28万円。
フルサイズへの憧れもあり、価格的にも手が届きやすかったのが決め手です。
(今はむしろ少し安くなっていて、物価高の中で不思議な感じもします)
それ以前は Panasonic GH5 Mark II を使っていましたが、

- フルHD / 30p
- 固定撮影中心
という運用では、α7IVにしてから 画質面の不満は一切ありませんでした。
実際に、
「YouTubeの映像きれいですね」「何のカメラ使ってますか?」
と聞かれることも多く、満足度はかなり高かったです。
状況が変わったのは「映像の仕事」を受けるようになってから
転機は、映像の仕事を受けるようになったことでした。
仕事となると、
- 万が一に備えて 4K収録
- 長回し
- 安定動作
が求められます。
ここで、α7IVの弱点がはっきり出てきました。
α7IV最大の問題:4K撮影時の熱停止
α7IVは有名ですが、
4K撮影時の熱停止問題があります。
自分の環境では、
- 4K撮影で約30分前後で停止
- USB給電しながらの撮影でも充電が止まる
という状況でした。
この問題に直面したのが、約2年前です。
冷却ファンで“だましだまし”2年間使っていた
ちょうどその頃から、
カメラ専用の冷却ファンが出始めました。
それ以前は、
- スマホ用のペルチェ式冷却ファンを
- ゴムバンドで固定する

という、かなり無理のある運用も試しました。
結果として、
- 冷却ファンを使えば
- 4Kでも5〜6時間程度の撮影は可能
だったため、
「これでいいか」と2年間使い続けていました。
決定打になったのは「雨天の屋外撮影」
決定的だったのは、約2か月前の出来事です。
知り合いのバンドから
「明日、撮影に入ってほしい」と連絡があり、
スケジュールが空いていたので撮影に行きました。
その日は 雨天の屋外撮影。
当然、カメラにはレインカバーを装着します。
ここで気づきました。
「冷却ファン、使えないじゃん…」
つまり、
- 雨天
- 長回し
- 4K
この条件では α7IVは実質使えない ということです。
その日はFX30も持っていたため、
- FX30:4Kで長回し
- α7IV:フルHDでBロール
という形で何とか乗り切りました。
この経験で、
「仕事用途では限界だな」とはっきり感じました。
タイムコード入力非対応も地味にストレスだった
もう一つの理由が タイムコードです。
α7IVは、
- 外部タイムコード入力に非対応
アナログ音声としてLTC信号を入れる方法もありますが、
- フレームレートを変えても
- 微妙なズレが必ず出る
という問題がありました。

せっかくタイムコード同期の機材を揃えても、
α7IVだけ正確に同期できない。
これは、仕事で使う上では結構なストレスでした。
FX2Bを選んだ理由:実用面がすべて解決した
FX2Bを選んだ理由はシンプルです。
- 冷却ファン内蔵で 熱停止の心配がほぼない
- 長時間の4K収録が前提の設計
- タイムコード入力が可能
これで、
- FXシリーズでの統一運用
- タイムコード同期
という理想の形に切り替えることができました。
SONY a7Vも検討したのですが、熱耐性が不明なのとタイムコード入力が無いのでFX2Bにしました。
まとめ:α7IVが悪いわけではない
誤解のないように言うと、
- α7IVは YouTube用途では今でも名機
- フルHD中心なら十分すぎる性能
ただ、
- 仕事
- 4K
- 長回し
- 安定性
を求めるようになると、
FX2Bの方がストレスが圧倒的に少ないという結論になりました。
用途が変われば、最適なカメラも変わる。
今回はそれを実感した買い換えでした。
実際の映像比較・使用感は動画で
映像の違いや、実際の操作感については
YouTube動画で詳しく話しています。



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