本郷生涯学習センター にいたかホール|512席ホールでのワンオペ収録

現場概要(地域・用途)
- 地域名:広島県三原市
- 会場:本郷生涯学習センター にいたかホール
- 会場規模:512席
- 用途:バイオリン教室の発表会(ソロ・合奏あり)
現場の課題(今回の主なポイント)
今回の発表会では、以下のような課題がありました。
- 演目数が40以上あり、途中で収録を止めることができない
- ソロ演奏と合奏が混在し、
→ 広角とズームの両立が必要 - 音声は会場の三点吊りマイクを使用
→ 別録りでも映像とズレなく同期する必要あり - ワンオペレーションでの確実な収録
この時点で
「長時間・高ダイナミクス・ワンオペ」
という、機材選定がシビアになる条件が揃っていました。
構成設計
カメラ構成
- SONY シネマカメラ FX2B
- SONY シネマカメラ FX30
レンズ構成
- 70-200mm
- 28-70mm
※現場では複数のレンズを持ち込み最適なレンズを選定しています。
音声構成
- レコーダー:TASCAM FR-AV2
- マイク:会場三点吊りマイク(AKG C414 XLSと思われる)
オペレーション人数
- 1名(ワンオペ)
なぜ発表会撮影ではカメラ2台以上をおすすめするのか
当サービスでは、
演奏そのものだけでなく、発表者の方の緊張感や表情まで残すことを大切にしています。
もちろん、ご要望に応じてカメラ1台でのセッティングも可能です。
ただし、1台構成の場合は「撮り逃し」を防ぐため、
- 常に引きの画角
- ステージ全体を収める映像
が中心となり、どうしても単調な映像構成になりがちです。

2台以上のカメラ構成によるメリット
カメラを2台以上使用することで、
- 引きの映像をバックアップとして常時確保
- もう1台で
- 表情のアップ
- 弓使い・指の動き
- 演奏中の緊張感
といった表現に富んだ映像を収録できます。

結果として、
「記録映像」ではなく、
後から見返したときに記憶がよみがえる映像になります。
現実的な予算で2台体制を実現する工夫
当サービスでは、
- カメラ2台を基本構成
- 最新の32bit Float対応レコーダーを導入
- 音声監視にかかる負担を軽減し
→ ワンオペレーションを実現
することで、
人件費を抑え、その分を映像機材に還元しています。
そのため、
- 高額になりがちな複数台撮影でも
- 現実的なご予算感で
- カメラ2台構成をご提案
することが可能です。
音声収録の設計と現場での評価(FR-AV2)

今回、会場の三点吊りマイクはミキサーを介さず、直接レコーダーへ接続する構成でした。
三点吊りマイクはファンタム電源供給が必須でしたが、
TASCAM FR-AV2はファンタム電源供給に対応
しているため、問題なく使用できました。
FR-AV2がワンオペで活躍した理由
- 32bit Float録音対応
- ゲイン設定がシビアにならない
- 音割れの心配がほぼ無い
広いホールで、演目ごとに音量差が大きい発表会では、
従来のレコーダーだと常時音声監視が必要になります。
しかしFR-AV2では、
- ダイナミクスを損なわず収録
- 音声に神経を使いすぎることなく
- 映像の設営・カメラワークに集中
することができました。
当サービスでは、
オペレーション人数を抑えられた分を、映像機材・クオリティに還元しています。
※FR-AV2の詳細なレビューは別記事で解説しています
カメラ構成と画角設計(FX2B / FX30)
シネマカメラを発表会で使う理由
教室の発表会では珍しい構成ですが、
当サービスでは表現力を重視し、SONYのシネマカメラを使用しています。
長時間撮影では熱停止のリスクが気になるところですが、
- SONY FX2Bは
→ 約6時間の連続収録でも
→ 熱警告なしで安定動作
今回新調した機材でしたが、安心して運用できました。
レンズと配置の工夫
▶ 中程カメラ(FX2B+70-200mm)
- 顔のアップを狙える
- 超解像ズームと併用
- ソロ演奏時の表情をしっかり捉える
70mm側では、
合奏時の引きの画も無理なく対応できました。
▶ 後方カメラ(FX30+28-70mm)
- ステージ全体をカバー
- 合奏時の全景を安定して収録
撮影時の工夫ポイント
- フォーカスモーターを使用
- 定点撮影にせず、
適度なズームイン・ズームアウトを実施
これにより、
「ただ記録する映像」ではなく
演奏の流れを感じられる映像表現を意識しました。
同様の発表会撮影をご検討の方へ
- 三原市・近隣地域での発表会撮影
- ワンオペでも安定した音声・映像収録
- 長時間・演目数の多い公演にも対応
実際の現場で検証した機材と構成で対応しています。
お気軽にご相談ください。


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