Nintendo Switchのカラオケアプリ
「JOYSOUND for Nintendo Switch」 を使って自宅カラオケを楽しんでいる方も多いと思います。
ただ、実際に使ってみると、
- マイクの音が遅れて聞こえる
- 採点機能を使うと違和感がある
といった悩みにぶつかることも少なくありません。
実はこれ、接続方法が原因 で起きているケースがほとんどです。
本記事では、
「採点機能を使いながら、マイク遅延を極力なくす方法」 を、できるだけ分かりやすく解説していきます。
採点機能を使うための条件
JOYSOUND for Nintendo Switchで採点機能を使うためには、
Nintendo Switch本体にマイクの音声が入力されていること が必須条件です。
ここで問題になるのが「遅延」。
Nintendo Switch経由でマイク音声を出力すると、
環境によっては 声がワンテンポ遅れて聞こえる ことがあります。
▼遅延の原因を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
つまり、
- 採点機能を使うには Switch にマイク入力が必要
- でも Switch からマイク音を出すと遅延する可能性がある
という、少し矛盾した状況が生まれてしまいます。
解決の考え方(ここが一番大事)
ポイントはとてもシンプルです。
Nintendo Switchにはマイク音を「入力」するけど、
Nintendo Switchからはマイク音を「出力しない」
この形を作ることで、
- 採点機能は正常に動作
- マイク音は遅延のない状態でスピーカーから出力
という、理想的な環境になります。
では、具体的な接続方法を見ていきましょう。
CSR カラオケアンプ KA1.0MK2の接続例
自宅カラオケ用途で使いやすいのが
CSR カラオケアンプ KA1.0MK2。
このアンプのポイントは、
「ボーカル出力」端子が搭載されていること です。
ボーカル出力は、
マイク音声のみを取り出せる端子 で、採点機能との相性が非常に良いです。

この状態で、
- JOYSOUND for Nintendo Switch の
マイク音量をゼロ(または最小)に設定
すると、
- Switchからマイク音は出ない
- カラオケアンプからは遅延のないマイク音が出る
という状態になります。
マイクA端子に繋いだマイクの音声がボーカル出力1に出力されます。
ボーカル出力1とUSBオーディオアダプターを繋いだ場合、マイクA端子に繋いだマイクの音声のみが採点に反映されます。
ワイヤレス受信機で応用的接続方法
CSR KA1.0MK2をお持ちでない場合でも、
ワイヤレスマイク受信機を使った方法 で代用できます。
ポイントは、
- マイク音声を
「Switch用」と「スピーカー用」 に分けること。
例えば、SOUNDPUREなどのワイヤレスシステムでは、
出力端子が2系統あり、同時出力が可能です。
- 片方 → Nintendo Switch
- もう片方 → ミキサー(またはアンプ)

歌声はミキサー(図左下)からスピーカー(図右下)へ出力されるので、遅延リスクが限りなく低くなっています。※サラウンドシステム等、スピーカーそのものが遅延するタイプだと音は遅れてしまいます。
◾️ケーブルの例
この状態で、Switch側のマイク音量を下げれば、
- 採点は有効
- マイク音はミキサー経由で遅延なく出力
という構成が完成します。
※サラウンドシステムなど、
スピーカー自体に遅延がある環境では効果が薄れる場合があります。
セット商品なら、正直いちばん楽です
ここまで読むと
「機材が多くてちょっと難しそう…」
と感じる方もいるかもしれません。
そんな方には、
USBアダプター付きのセット商品 を選ぶのがおすすめです。
必要なものが最初から揃っているので、
配線ミスも起きにくく、導入がかなり楽になります。
あとがき
可能性は低いですが、
アプリや本体のアップデートにより、
予告なく仕様が変更される場合があります。
ご購入・導入の際は、
最終的にはご自身の判断でご検討ください。






コメント
質問失礼いたします。
ワイヤレス受信機ともりあげくんとの接続について教えてください。
ワイヤレス受信機ともりあげくんをXLR → 6.35mm 変換ケーブルでの接続を考えております。
6.35mmプラグは線が1本のTS(モノラル)か、線が2本のTRS(ステレオ)のどちらのタイプを使用するのが適していますでしょうか?
また、同様にワイヤレス受信機の6.35mm出力端子とUSBオーディオアダプタのマイク入力端子との接続で6.35mm → 3.5mm 変換ケーブルを使用する場合、ステレオかモノラルどちらがいいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
ご質問の件ですが、もりあげくんはアンバランス入力のため、接続はTSプラグ仕様のケーブルが適合します。
USBオーディオアダプターのマイク入力へはDCカット機能付きのモノラルミニプラグがお勧めです。
記事に商品リンクを追記しましたので、ご確認いただけますと幸いです。
大変遅くなり申し訳ありませんでしたが、質問へのご回答ありがとうございました。
ご回答を参考にケーブル・アダプター等用意してようやく、ワイヤレスマイク受信機・もりあげくん・USBオーディオアダプタを用いて、遅延なくなおかつ採点もできる状態にもっていくことができました。
なお、商品リンクのUGREEN社製USBオーディオアダプターですが、Amazonの商品説明にも記載があるようにマイク入力端子はTRSのみ対応している仕様らしく、実際にモノラルプラグでは反応しなかったので、ステレオプラグのケーブルに変えたところ無事にマイク音声がSwitchに入力されましたのでご報告まで。ちなみにSwitchとSwitch2の両方で使用できました。
今までは外部スピーカーを用意しても若干の遅延があり、イヤホン端子・HDMI分離機・USBインターフェースからの接続等様々試し、これ以上できることはないと半ば諦めていましたが、マイク音声出力を2つに分けて、1つをミキサーからスピーカーへ、もう1つをSwitchへ入力というのは他で紹介されているのを見かけたことのない画期的な仕組みだと思います。
もっと早くこちらの記事に出会えていれば、品薄で苦労したNitendo純正マイクをはじめ今となっては無駄になったものも用意せずに済んだと思うと悔やまれますが
Switchカラオケ遅延関連で随一の有益な情報に大変感謝しております。
ありがとうございました。
貴重なコメントありがとうございます!遅延なく、採点も両立できたとのこと、何よりです。

モノラルケーブルに関しましては、ケーブルの仕様によってはご利用いただけないとのことですね。私の動作確認環境下では以下のTRSプラグのRをオープンにした「TRS・モノラルケーブル」を使用しております。
XLR(バランス)→ステレオミニで接続をすると、バランス信号のホットとコールドを合成してしまい、ノイズキャンセリングのような現象が起きる場合があり、極力使用を避けているのが実情です。
実証を重ねて頂き、またフィードバックを頂きましたこと、心より御礼申し上げます。