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配信用機材選びのご相談で良く
「マイクとオーディオインターフェイス、どっちにお金を回したらいいの?」というご質問をいただきます。
これは非常に悩ましい質問です。
セオリー的には「トータルバランスが大事」とお伝えしますが・・・
例外もあるハズ!
百聞は一見にしかずということで、実際に検証をしてみました!
3パターンの検証を行いました
違いがわかりやすいように、極端な組み合わせをご用意しました。
- 高いマイクに安いオーディオインターフェイス
- 安いマイクに高いオーディオインターフェイス
- 中価格帯の機材でバランス良く
個人の方が趣味で買う予算感で取り上げていきます。高い機材=大体6万円以上
高いマイクに安いオーディオインターフェイス
マイクに予算を振るパターン。今回、動画ではAKG C414 XLS-Y4とYAMAHAのAG06mk2を使用しました。
YAMAHAのAG06mk2がボトルネックとなると思いきや、結構好印象。
AKG C414XLS-Y4の素性の良さがキチンと感じ取れました。
このパターンをお勧めする方は、
「機材の買い替えも視野にある人」「マイクを近づけて使う人」にお勧めです。
安いオーディオインターフェイスは、ボリューム(ゲイン)を上げると粗が目立つ傾向にあります。ゲインを目一杯上げて使うのは、避けた方がベター。
例えば、マイクから30cm以上離れるような、オフマイクでのご使用にはオーディオインターフェイスに予算を回すのがお勧め。
安いマイクに高いオーディオインターフェイス
動画ではApogee Duet3とaudio-technical AT2020の組み合わせでテスト。
この組み合わせの最大のメリットは、オーディオ出力がよくなるということ。
YouTubeの音源もApogee Duet3を経由することで、内蔵ヘッドフォンでは聞こえなかった音が聴こえるように。
内蔵ヘッドフォンには戻れなくなるレベルです!
このパターンをお勧めする方は、
「リスニングに重きをおく方」「マイクと口の距離がやや離れる方」にお勧めです。
ただし、マイクそのもののセルフノイズが大きいと、
良質なオーディオインターフェイスを使っても、ノイズは消せないので注意。
バランス型
動画ではTASCAMのSeries102iとaudio-technicaのAT4040の組み合わせでテスト。
AT4040は中価格帯のマイクですが、スタジオにも納入されるちゃんとしたマイク。
バランス型のメリットは「各機材のポテンシャルを損なわない」という点。
とりあえず始めてみたい!という方にはバランス型の構成がお勧めです。
長く使うとなると、オーディオインターフェイスとマイクの両方をグレードアップすることになり、トータルでのコストは高くなるかもしれません。
動画を撮って思ったこと
セッティングが大事!
マイクやオーディオインターフェイスの差以上に感じたのが、
マイクのセッティングによる音の変化。
口とマイクの距離を離し気味にセットすると、
部屋の反射音も入りやすくなり、聞き取りづらい音声に。
適度な吸音と、適度な距離感で使うことが、何より大事です!
オーディオインターフェイスの差
YAMAHA AG06mk2とApogee DUET3では明らかに音は違います。
音の解像度、分離性が全然違います。YouTubeの音源でも、聞こえ方が変わります。
ただし、マイク単体の音源では差が出にくいかもしれません。
総括
個人的には良いマイクを使った時が一番「ワクワク」しました。
音の変化が出やすいのは圧倒的にマイク!
オーディオインターフェイスは、音の素性が良くなるという感覚が近いですね。
マイクとオーディオインターフェイス、どちらか片方に予算を回すという2択ならば、
なるべくマイクに予算を回すのがお勧めです!
※ただし、あまりに安いオーディオインターフェイスは安定性に欠けたり、サポートが乏しかったりするので、1万円以上を目安にお選び下さい。
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